2001年12月4日に、毛髪業界のさらなる発展を目指して日本毛髪業協議会が設立されました。
2003年6月30日に法人化し、それと同時に名称が変更され、日本毛髪協会となりました。
日本毛髪業協会は、髪に関わる事業の内、かつら・増毛・育毛事業を主体として活動する事業者、関連事業に携わる事業者が対象です。
協会の会員は、アデランス・アートネーチャー・スヴェンソン・テクノヘア・東京義髪整形・バイオテック・フォンテーヌ・プロピアです。
協会では、毛髪業界の取引に関するガイドラインがあります。
営業基準としては、重要事項説明書の交付、消費者への情報提供の際に誤認・誤解をさせる行為、不退去、強要、監禁を禁止しています。
契約の締結の際の基準では、契約書の記載事項、8日間のクーリング・オフ、中途解約についての精算方法があります。
広告では、診断・クリニック・必ず生える・完全など、医療法に抵触するような用語や消費者トラブルになる要因になる用語の使用を禁止しています。
このように、毛髪業界では、商品やサービスに関するガイドラインが定められています。
育毛などのサービスを利用するときには、日本毛髪協会の業者かどうか、ガイドラインに沿った契約がなされているかどうかを確かめることも、安心してサービスを受ける目安となります。
育毛シャンプーを選ぶ際も、表示や使い方をしっかり確認するように、利用する事業者が、どのような業者なのかという確認も大切です。
育毛シャンプーも事業者も、健やかな髪を育むものを選びましょう。
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薄毛や抜け毛で悩んでいる方は、我流で髪を洗うと逆に髪を傷つけ、炎症を起こして毛根を傷つけてしまう危険性もあります。
ここでは、正しいシャンプーの方法を説明します。
シャンプーは洗浄力の強いものだと皮脂を必要以上におとすため、頭皮がそれを保護しようと皮脂を分泌してしまいます。
頭皮に優しい洗浄力の弱い弱酸性のアミノ酸シャンプーや育毛シャンプーを利用しましょう。
使い慣れたシャンプーでも、今のあなたの頭皮に合っていない可能性もあります。
そのような場合には、シャンプーを変えてみる必要があります。
シャンプーは髪を洗うことより頭皮を洗うことに重点をおきましょう。
毛髪の汚れを取るよりも、頭皮の皮脂を取るのは簡単ではないからです。
まず、髪をしっかりと濡れた状態にしてください。
そうしないと泡が充分に立たず、頭皮や髪に負担がかかり、傷つけてしまうことにつながります。
優しく毛根から頭頂部に向かってマッサージするように洗うと、毛穴に詰まった皮脂を取り除き、頭皮の血行促進を促します。
必ず爪を立てずに、指の腹を使って洗いましょう。
また、すすぎは念入りに行いましょう。
特に毛根や頭皮のすすぎは念入りにしてください。
シャンプーが残っていると、頭皮に悪影響を与えてしまいます。
洗顔するときに泡をしっかり立てて洗い、しっかりと泡を洗い流すのと同じです。
そして、タオルでたたくように水分を取ります。
ゴシゴシと擦っては髪を傷めます。
そして、低温のドライヤーで水分を乾かします。
自分に合った育毛シャンプーと、健康な頭皮と髪を維持するために正しい洗い方で、髪を大切にしてください。
薄毛の原因には様々な原因が考えられます。
なぜ薄毛になるのでしょうか?
・遺伝的要因
髪を作る細胞には、親からの遺伝子情報があります。
そのため、遺伝的要因は否定できません。
しかし、必ずしも遺伝するとは限りませんし、遺伝が解明されている訳ではありません。
親や親戚が薄毛でも、しっかり育毛シャンプーなどで頭皮を保護することで、薄毛を防ぐことができるのです。
・男性ホルモン
男性ホルモンはヒゲなどの体毛を促進します。
しかし、毛根の毛母細胞に対しては発毛を阻害する働きがあります。
なぜ、男性ホルモンが髪の発毛を阻害してしまうのかは解明されていません。
・ストレス
あらゆる病気の原因となるストレスは、薄毛の原因にもなります。
ストレスから自律神経に影響が出て、血流が悪くなり、それが薄毛を促進してしまいます。
・生活習慣
体の健康と同じように、バランスの良い食事を取り、睡眠時間をしっかり確保するのは髪にとっても、良いことです。
また、喫煙は血流を悪くするので、薄毛の原因となってしまいます。
髪にも健康が必要なのです。
また、頭皮が蒸れやすい帽子やヘルメットも、頭皮が炎症を起こし薄毛の原因となる可能性があるので気をつけましょう。
そして、育毛シャンプーなどで、頭皮をいたわるように洗うことが大切です。
体を大切にするのと同じように頭皮も大切にしなければなりません。
そのためには、自分に合った育毛シャンプーを選んで、髪の健康を保つよう心がけてください。
女性は男性に比べて薄毛や抜け毛が少ないと言われています。
しかし、薄毛に悩む女性は少なくありません。
薄毛の原因は様々ありますが、男性に比べて、女性の薄毛は改善の可能性が高いと言われます。
女性の薄毛には、最も多い薄毛のタイプの瀰漫性(びまんせい)脱毛症や、分娩後脱毛症、牽引性(けんいんせい)脱毛症、批糠性(ひこうせい)脱毛症、皮脂の過剰分泌が原因の脂漏性(しろうせい)脱毛症などがあります。
髪が全体的に薄くなるのが特徴の、瀰漫性脱毛症は女性のみの脱毛症です。
特に髪の分け目のあたりが薄くなり、皮膚が見えるようになります。
30代後半以降の女性に多く見られる症状です。
AGA(男性型脱毛症)とは違い、生え際の後退は見られません。
原因としては、老化、極度のダイエット、ストレス、経口避妊薬(ピル)、過度のヘアケアなどが挙げられます。
分娩後脱毛症は、妊娠後期に女性ホルモンの影響で長く成長期にあった髪が、出産後に女性ホルモンバランスが正常に戻って、一気に髪が休止期に入り、抜け毛が増加する症状を指します。
脱毛は産後2ヶ月くらいから6ヶ月くらいで、長くても1年以内に収まります。
ただし、産後のストレスが重なる場合や、高齢出産で体力が回復しない場合には、自然回復が難しい場合があります。
牽引性(けんいんせい)脱毛症は、ポニーテールや束髪などによって髪が過度の力で継続して引っ張られることで起こる脱毛症です。
一般的には、髪を引っ張らないような髪型に変えると症状は収まります。
批糠性(ひこうせい)脱毛症は、過度の洗髪などの皮脂の取りすぎが原因で起こります。
乾燥したフケを伴う脱毛症で、フケが毛穴を塞いで炎症を起こし、髪の成長を妨げます。
このように、女性の薄毛は自分に合った育毛シャンプーを選ぶことで、防ぐ事ができる症状が多いのです。
育毛シャンプーと正しいシャンプー法で、大切な髪を守りましょう。
かつら(ウィッグ)の種類は、お洒落として楽しむもの、薄毛対策のもの、医療用など様々な種類があります。
タイプ別に分けると、フルウィッグ(全かつら)・ヘアピース(部分かつら)・エクステンション(つけ毛)と大きく3つに分けられます。
フルウィッグは、頭全体を覆うのでしっかりと固定できます。
ヘアピースは気になる部分だけに使うので、かつらに対する抵抗感が少なくなりますが、脱毛の進行状態や髪の質に合わせる必要があります。
エクステンションには簡単に付け替えできるものや、編みこみ式のものなどがあります。
装着別に分けると、ネットタイプ・ピンタイプ・地肌に密着するタイプ、となります。
裏地がネット状のネットタイプのかつらは、すっぽりとかぶるタイプで、取り外しが比較的楽です。
ピンタイプは、専用のピンなどで自分の毛に取り付けるもので、強風にも強く、手軽に着脱が行えます。
地肌に密着するタイプには、両面テープである専用のテープを利用し、接着剤でとめるものなどがあります。
素材別に分けると、人毛かつら・人工毛かつら・人毛ミックスかつら、となります。
人毛は自然な感じが作り出せますが、手入れを怠ると痛みやすいので注意が必要です。
人工毛は耐久性が強いのが特長です。
ただし、手入れは簡単ですが、自然さでは人毛に劣ります。
オーダー方法では、フルオーダーメイド・セミオーダーメイド・既製品のかつら、と分けられます。
かつらを使用していても、頭皮のケアは必要です。
取り外しができる場合は、育毛シャンプーなどで頭皮のケアを欠かさないように気をつけてください。
かつらも1週間に1度程度洗って乾かしましょう。
取り外しができない場合には、そのまま育毛シャンプーなどで髪を洗います。